1995 7月14日
阿部利勝・洋子


拝啓 じめじめした梅雨空なか、みなさまいかがお過ごしでしょうか。
 つぎつぎと続く春の農作業の忙しさにかまけ、『しょうもない通信』、御無沙汰ばかり致しまして、もうしわけございません。
 今年は種子消毒、育苗も、いま話題のEM菌(微生物資材)や酢と焼酎なんぞを使用し、ぶじ無農薬で対応できまして、「昨年より進歩したなぁ」と、おろおろしていた昨年の春を振り返りつつ、ちと自己満足の 世界にひたったわけであります。 田植えが済みましてからは、鴨農法のほうは当然無農薬無化学肥料栽 培で(ただいま元気で鴨が泳いでおります)、低農薬米のほうは昨年同様有機質肥料と慣行の半分以下の化学肥料を併用し、除草剤一回使用の無防除の計画で生育中であります。(通常は除草剤1、2回、防除とし ての農薬散布は3、4回行われています。私の田んぼで、天候によって、隣接の他人の田んぼに被害が及ぶような状態になり、やむおえず農薬散布した場合はみなさんに必ずご連絡いたします。)
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 さてさて、鴨農法に興味のある方、地図をしたためましたので、ぜひ田んぼにお立ち寄りください。だいぶ大きくなりあと10日くらいで田んぼよりハウスに移動しますので、ドライブのついででものぞいていた だければさいわいです。お電話いただければご案内いたします。すぐ自分の眼で見られるというのが地元での産直のいいところです。
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 余目のいわゆる村おこしグループ『余目21世紀夢会議』で行っている亀の尾栽培田のオーナーに配付している『亀の尾プレス』(君は稲を見たか、が私のページです)、それに新聞等で取り上げられた記事を同 封いたします。
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 鴨が飛び立つ前に(?)取り急ぎご報告もうしあげます。
                     
敬 具

としかつ父ちゃんのしょうもない通信
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